今(いま)の東海道新幹線(とうかいどうしんかんせん)は、2020年(ねん)には、耐震工事(たいしんこうじ)など大規模修理(だいきぼしゅうり)が必要(ひつよう)
昨年(さくねん)5月(がつ)に国土交通省(こくどこうつうしょう)からJR東海(とうかい)に建設指示(けんせつしじ)が出(だ)され、夢(ゆめ)の移動手段(いどうしゅだん)であるリニア中央新幹線(ちゅうおうしんかんせん)が2年後(ねんご)の2014年(ねん)に着工(ちゃっこう)することになりました。
現在(げんざい)の東海道新幹線(とうかいどうしんかんせん)は半世紀近(はんせいきちか)く走(はし)り続(つづ)けて老朽化(ろうきゅうか)が進(すす)んでいます。2020年(ねん)には耐震工事(たいしんこうじ)を含(ふく)めた大規模(だいきぼ)な修繕工事(しゅうぜんこうじ)が必要(ひつよう)と言(い)われています。
万(まん)が一(いち)に備(そな)えた東海道新幹線(とうかいどうしんかんせん)のバックアップとして、また新(あら)たな日本(にほん)の大動脈(だいどうみゃく)として、期待(きたい)が大(おお)きいリニア中央新幹線(ちゅうおうしんかんせん)ですが、東海道新幹線(とうかいどうしんかんせん)が正常(せいじょう)に運行(うんこう)している間(かん)にぜひ完成(かんせい)して欲(ほ)しいものです。
リニア新幹線(しんかんせん)で変(か)わるビジネス
東海道本線(とうかいどうほんせん)が全線開通(ぜんせんかいつう)したのは1889年(ねん)[明治(めいじ)22年(ねん)]ですが、所要時間(しょようじかん)は20時間(じかん)でした。1896年(ねん)に急行列車(きゅうこうれっしゃ)が導入(どうにゅう)されて17時間(じかん)で走(はし)りました。
戦後(せんご)の1950年(ねん)[昭和(しょうわ)25年(ねん)]に特急(とっきゅう)ツバメが誕生(たんじょう)して東京(とうきょう)―大阪(おおさか)を8時間(じかん)で結(むす)びました。1960年(ねん)の特急(とっきゅう)つばめはさらにスピードアップして6時間(じかん)30分(ぷん)で走(はし)りましたが、在来線(ざいらいせん)でのこの記録(きろく)は今(いま)も破(やぶ)られていません。
1964年(ねん)10月(がつ)に開通(かいつう)した当時(とうじ)の東海道新幹線(とうかいどうしんかんせん)は0系列列車(けいれつれっしゃ)「ひかり」で最高時速(さいこうじそく)は210Km。東京(とうきょう)―大阪(おおさか)を4時間(じかん)で走(はし)りました。
2007年(ねん)7月(がつ)から運行(うんこう)しているN700系(けい)「のぞみ」は最高時速(さいこうじそく)270Kmで東京(とうきょう)―大阪(おおさか)を2時間(じかん)25分(ぷん)で走(はし)っています。
新幹線(しんかんせん)の開業(かいぎょう)で東京(とうきょう)―大阪間(おおさかかん)は日帰(ひがえ)り出張圏(しゅっちょうけん)となりましたが、東京(とうきょう)―大阪(おおさか)を67分(ぷん)で結(むす)ぶリニア中央新幹線(ちゅうおうしんかんせん)は、東京(とうきょう)―大阪間(おおさかかん)を半日出張圏(はんにちしゅっちょうけん)とし、さらに新幹線通勤(しんかんせんつうきん)も可能(かのう)となるでしょう。
留言列表