テレビの「スマート化(か)」でテレビライフを復権(ふっけん)!
2012年(ねん)11月(がつ)、KDDI傘下(さんか)のジャパンケーブルネットが「JCN スマートテレビ」の提供(ていきょう)を開始(かいし)しました。スマートテレビはテレビにインターネットを接続(せつぞく)し、72チャネル以上(いじょう)の多(た)チャンネル放送(ほうそう)や動画配信(どうがはいしん)、ネット通販(つうはん)などが楽(たの)しめる新(しん)サービスで、テレビを中心(ちゅうしん)としたデジタル機器(きき)をネットワーク化(か)したものです。
内閣府(ないかくふ)が行(おこな)った「消費動向調査(しょうひどうこうちょうさ)」によると、デジタル放送(ほうそう)への移行(いこう)に伴(ともな)いテレビの買(か)い替(か)えを行(おこな)わなかった若者(わかもの)を中心(ちゅうしん)に、テレビ離(ばな)れが加速(かそく)しているとみられています。地(ち)デジ化(か)による新(あたら)しいサービスの登場(とうじょう)により、今一度(いまいちど)テレビをデジタルライフの中心機器(ちゅうしんきき)に据(す)えた「家族(かぞく)が集(あつ)まるテレビライフ」の復権(ふっけん)が期待(きたい)されています。
変(か)わる見方(みかた)・変(か)わらない在(あ)り方(かた)
総合(そうごう)メディアとして長(なが)く社会(しゃかい)に受(う)け入(い)れられ、私(わたし)たちに大(おお)きな影響(えいきょう)を与(あた)えてきたテレビは、時代(じだい)の移(うつ)り変(か)わりとともに大(おお)きく「見方(みかた)」を変(か)えました。かつて家族(かぞく)の団欒(だんらん)の中心(ちゅうしん)にあったテレビはパーソナル化(か)が進(すす)み、「音(おと)がないと寂(さび)しい」などの理由(りゆう)でつけっぱなしになるなど、もはや番組(ばんぐみ)ではなくテレビを見(み)ているような状態(じょうたい)ともいえます。
しかし、離(はな)れた場所(ばしょ)にいながら多(おお)くの人(ひと)たちと同(おな)じ時間(じかん)の流(なが)れを共有(きょうゆう)できる、テレビの在(あ)り方(かた)はこの先(さき)も変(か)わることはありません。地(ち)デジ化(か)により今一度(いまいちど)魅力(みりょく)あるテレビ放送(ほうそう)の復活(ふっかつ)”が期待(きたい)されているのです。
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